新卒で入ったホワイト企業を適応障害で休職することになった話①
先日心療内科で適応障害の診断を受けて、昨日会社で休職手続きを取ってきました。
まさか自分が、何度もそう思いました。部活もバイトも一回も休んだことのない自分が。働きながら資格も取って頑張っていた自分が。
自分の気持ちを整理するため、そして新卒で入社したけど辛くて休みたいと思ってる同じような人の気持ちが少しでも軽くなればと思い、書きます。
私のプロフィール
- 2022年3月大学卒業
- 2022年4月中小企業の事務職に就職
- 2022年12月適応障害と診断され休職
体調の異変
まずは私が休職を決意した理由。
心と体の不調が続いたから。
休職する1〜2ヶ月前から、頭の痛い日や体がだるい日が多くなっていました。特に休職直前の数週間は毎日頭が痛い。薬飲んでも治らず、耐えようと思えば耐えられるけど、できるなら行きたくない、そんな日が続きました。そして一番は心の不調でした。朝や仕事終わり家に帰ってから訳もなく涙が出たり、仕事中に動悸が続いたり、常に不安感とネガティブな気持ちが続いていました。月1くらいでもともと暴食する癖があったのですが、休職直前は食欲もないのにお腹にコンビニのご飯を詰め込む毎日でした。
これらの不調が、もやもやとした気分で働いていた私の休職のきっかけになりました。
私が働いていたホワイト企業
今振り返っても本当にいい環境で働いていたなあと思います。もちろん給与とか細かい人間関係とか、もっと良かったらなあとも思いましたが、全てが最高に良い職場なんてないと思ってるので、その中でもかなりいい環境だったと思います。
ほぼ毎日定時で帰宅でき、月の残業時間は数時間。同じ部署の人たちはとにかく優しく、新卒で入った私に丁寧に教えてくださいました。仕事も入社1年目にしてはかなり多くを任せてもらい、仕事したい!成長したい!と思っていた私には嬉しい業務量でした。
とにかく、労働時間・人間関係・業務内容すべてが70〜80点くらいの、誰に話しても「いい職場で良かったね」と言ってもらえるような会社でした。
ホワイト企業でもダメだった自分
70〜80点くらいの職場と言いましたが、私はその20〜30点のダメな部分というか、自分に合わない部分にダメージを受けてしまいました。その自分に合わない部分というのが人間関係です。ホワイト企業で優しい人が多い!と書きましたが全員が全員優しいわけではありませんでした。私のつまづいた人間関係の原因のその人を呼ぶならお局、と言ったら想像しやすいでしょうか。言い方がきつく、仕事がとにかく細かい。右も左も分からず仕事をしていた私にとって、その人と一緒に仕事をすることはまさに修行のような日々でした。
もちろんその人はその分野で何年も仕事をしているプロで、理不尽なこともたまにはありましたが、ほとんどの指示や指摘は正しいことも分かっていました。そのため、最初は正しいことを言ってくれているんだからありがたい、もっと頑張ろうと前向きに考えることができました。しかし、悪気のないきつい言い方がこんなにも自分の心を徐々に削っているとは思いませんでした。8月くらいからでしょうか、その人と話すのをできるだけ避けるようになりました。質問があればその人の帰宅後や席を外している間に他の人に聞きました。最終的にはその人にかなりアレルギー反応が出てしまい、近くの席にいるだけで動悸がするようになりました。
結果的にその人も原因のひとつとなり、休職をするに至ったのです。
②に続きます。