みり|新卒1年目で会社を辞めたフリーランス

新卒1年目で会社を辞めたフリーランス

新卒で経理に入社したら思ったより辛かった話

こんにちはMINです!

4月から社会人になりました。就活ではいろんな業界を受けたのですが(これはまたいつかまとめたい)、最終的に会社の経理に配属となりました。

経理自体は憧れていたし、希望して入ったのですが、思ったよりも辛いことやその他感じることがあったので、

・新卒で経理を目指す人

・これから社会人になる人

向けに、以下感じたことと社会人になる前にやっておくべきことを書きましたので、少しでも参考になったら嬉しいです。

 

目次

経理入社理由

・仕事内容

・辛いこと(精神的に辛いこと、肉体的に辛いこと、反省点)

・その他に感じたこと

・社会人になる前にやっておくべきこと

 

経理入社理由
①資格を活かしたかったから
大学2年生の時に簿記2級を取得しました。簿記の勉強をしてみて苦じゃなかったし、お金に関わる仕事って責任感あっていいなとなんとなく思いました。


②営業より事務職が良かった
自分が移動が多いと疲れやすいというのは分かっていたので、出張や転勤をしたくありませんでした。
また、今までの経験上、人とコミュニケーションを取るよりパソコンに向かってる方が向いてそうだったので営業は絶対に受けないようにしました。


③手に職でどこでもできる仕事だと思ったから
入社前から、死ぬまで同じ会社で働くのは嫌だなと思ってたので(終身雇用はなくなりつつあるので望んでも無理そうですが)転職を前提に、どこでも通用する仕事を学びたいと思っていました。

 

ざっと以上の理由から経理職で募集がある会社にエントリーしており、縁があったのが今の会社でした。

仕事内容
・現金の管理
・経費精算
・預金の管理
・請求書の作成、郵送
・債権の管理
・振込
などなど。
他にもありますが、一般的な範囲で書かせてもらいました。

辛いこと


精神的Ver.
①全体の流れの把握が難しい
そもそも経理の仕事の流れが分かっていなかったので、経理部自体が何をしているのか、自分の仕事は経理のどこの部分の仕事なのかがさっぱり分かりませんでした。
また、大学生のバイトの時と違って、ひとつひとつの作業の意図や細かい指示を伝えてもらえないので、「よく分からないけど言われたからとりあえずやる」というのが多かったです。そして、分からないままやるので注意すべきところが分からずミスも多かったです…。


Excelの使い方が分からなかった…
大学ではほぼワードしか使ってこなかったので、基本的なPCの使い方やショートカット、エクセルの関数が全く分かりませんでした。
そのため、上司が作ったExcelの台帳のセル内の数式を消してしまったりしました。Excelなどに関しては慣れるまでは早かったですが、最初から分かってる方が断然仕事がやりやすかったと思います。


③用語が理解できない
「これはBS科目だから〜になって…」「この金額を洗い替えしたいから…」など、とにかく意図や意味が分からないことを言われるので指示が理解できないんです(泣)
言ってる単語が全部わからないので聞くに聞けない…何が分からないかが分からないといった感じで、負のループにはまっていました。

 

④地味に嫌な上司がいる
パワハラとかでは全然ないですし、雑談では優しいんですが、指示する時の口調が強い。とにかく言い方がきついんです。言い方がきつくて精神的にグサグサくるので分からないところが聞きにくいっていうのがありました(というか今もそうです…克服できていません…)


肉体的Ver.
①肩が凝る
大学は3年生からほぼオンラインで、授業を何時間も机に座って受けることがなかったので肩が凝ってバキバキになりました。こんなに肩ってかたくなるのってくらいずっと肩に重い石が乗っているような感じ。まだ何も対策しておらず肩が凝っている状態に慣れてきてしまっています。ピップエレキバンとか買わなきゃ。


②1年目のストレス?体調不良になった
5月初め、仕事中に吐き気と下痢が止まらなくなりトイレにずっと篭っていました。その日は早退させてもらったのですが、消化不良だったようです。学生時代、ほとんど体調不良になったことがなかったので、「自分が体調を崩して早退するなんて」と驚きました。それほどストレスが溜まってたんですかね。


③通勤
これ、地味に辛いです。毎日朝早くから満員の電車に乗ることが苦痛なんです。入社して毎日通勤するようになるまで、こんなに電車に乗ることが辛いとは知りませんでした…。そして、在宅勤務を始めてから通勤がないことの快適さを知りました。もちろん在宅のデメリットもありますが(すぐに質問しにくい等)、断然在宅勤務の方が楽。家でしか働きたくないです。


反省点
→精神的辛さに関しては、自分で改善できるところがあったにも関わらずそのままにして自分を苦しめていた気がします。
特に、全体の流れや業務の意図など分からないところは聞けばよかったですよね。
また、経理の仕事や用語については早いうちから勉強しておけばもっと仕事に慣れるのが早かったとなと思います。


その他感じたこと
①毎月繰り返しの仕事なのでだんだん慣れてきた
経理の仕事の特徴として、月次業務は繰り返しなので、やればやるほど仕事スピードが早くなっていくことを実感するし、業務の意図や業務ごとのつながりがだんだん分かってきました。慣れるまでが大変だったのは間違いないですが。


Excel楽しい
今までほとんどExcelを触ったことがなかったですが、楽しいと感じられたのはよかったです。関数もだいぶ慣れてきました。


③2〜3年の経験で転職できるというモチベ
今の会社は、正直あまり給料が良くないのと、地味に嫌な上司がいるので転職したいなと思ってるのですが、しっかり経験を積めば転職できると考えています。実務経験3年以上を条件に経理職の中途採用を募集している会社もありますよね。それが、今は辛くても働くモチベーションになっています。
また、上記にはあまり書きませんでしたが、新卒1年目にしてはかなり多くの幅広い仕事を任せてもらっていると思うので、転職先でも対応できる仕事が多いんじゃないかと期待しています。


④1年目の我慢があとで糧になる?
よく辛い日は帰りの電車の中で、「新卒経理 辛い」で調べてます…。その中で、「1年目は辛いけど2年目は同じことの繰り返しだからかなり慣れてくる」という記事を読んで励まされました。まあどんな仕事に就いたとしても、慣れるまでは大変だからそれを乗り越えなきゃ…という気持ちです。とにかく耐えの1年ですね。

社会人になる前にやっておくべきこと
①自分が働く会社の売ってる製品や仕事の内容をざっとでいいので知っておく
少しでも知ってることが多い方が、上司に言われたことがぐんと理解しやすくなります。単語や文法を知っている方が英語のリスニングが聞き取りやすくなるのと一緒だと思っています。


Excelパワポに自信がない人は触れておく
ショートカットや簡単な関数はすぐに覚えられるので、入社前から慣れておくと作業スピードも上がるしExcelで作業することのハードルが下がるのでおすすめです。私と同じようにあまりパソコンに触れてこなかった文系大学生は特に、同期とも差がつくと思います。

 

以上、経理に入社して思ったより辛かったことややっておくべきだと後悔したことについて書きました。こうやって書いてみると、辛かったことの半分くらいは自分次第で何とかなるものだったと気づけました。

とりあえず今はひとつひとつの仕事に一生懸命取り組んで、2年目の私が楽できるように頑張りたいと思います。

この記事が経理を目指している人やこれから社会人になる人の参考になったら嬉しいです😉