みり|新卒1年目で会社を辞めたフリーランス

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映画「すずめの戸締まり」あらすじとネタバレなしの感想を紹介します

こんにちはMINです!

今日紹介するのはこちら↓

🍿「すずめの戸締り」

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▶︎レビュー
☆★★★★4.1

▶︎ジャンル
アドベンチャー/アニメ

▶︎あらすじ
九州で暮らす17歳の岩戸鈴芽は、扉を探しているという旅の青年・宗像草太と出会う。
彼の後を追って山中の廃墟にたどり着いたすずめは、そこだけ崩壊から取り残されたかのようにたたずむ古びた扉を見つけ、引き寄せられるようにその扉に手を伸ばす。やがて、日本各地で次々と扉が開き始める。扉の向こう側からは災いがやって来るため、すずめは扉を閉める「戸締りの旅」に出ることに。
数々の驚きや困難に見舞われながらも前へと進み続けるすずめだったが…。

▶︎感想

公開前から気になっていて、やっと観に行けました!
私がいいなと思ったのはこんなとこかな~~⬇️

・恋愛要素少なめ&挿入歌少なめ
新海監督の前2作の「君の名は。」と「天気の子」に比べて恋愛要素が薄め&挿入歌が少なめなのが良かった。
もちろんRADの歌があることで感情を揺さぶるシーンがより印象的なものになるっていうのは分かるんですが…、それがなくて物語に集中した分、本当に伝えたいことが鮮明に見えた気がする。
草太を助けようとすずめが奮闘して最後は草太とすずめのハッピーエンドで終わるのかなって思ってたけど、いい意味で思ってたのと違いました。

・言葉のひとつひとつにちゃんと意図がある
これまた前作と比べちゃうんですが、今回はより1回では読み取りにくい、セリフの中の思いや意図がたくさんあった気がします…。
例えば、芹澤が景色を見て「綺麗」と言ったのに対して、すずめちゃんが「綺麗?ここが?」と呟くシーン。「死ぬのなんて怖くない」と言っていたすずめちゃんが「死ぬのは怖い」と言うシーン。
旅をする中で成長していくすずめちゃんの思いをしっかり汲み取らないと、支離滅裂なセリフに聞こえちゃう☁️
そういう意味では大人向けな映画なのかな…子どもには難しい描写が多いような💭

・あえて描かない描写
宗像家の家業やダイジンたちが要石になった理由とか、もっと知りたかったことも多かったけど、あえて描いてないんだろうなあということで納得。その分ネットにある考察を読んで満足しようと思います。
あえて描かないということは、ほかに描きたいこと、伝えたいことがあったから。
そう思うと、草太ではなくすずめに一点集中でフォーカスを当てた物語に感じます。
ネタバレは避けたいので深く言及はしませんが、すずめちゃんがすずめちゃん自身を救うことができた物語。

期待していた通り、観てよかった作品でした🎟
観終わったあとも、セリフやシーンのひとつひとつを振り返ると新しい発見があって、帰り道もずっと余韻に浸れて面白かった💭
圧倒的な映像美と細かな音は、ぜひスマホではなく映画館で楽しんでほしいです!

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🍒映画好きOLによる映画レビュー🍒
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